座って学び、触って学ぶ――ニットの新入社員研修

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長かったGWも終わり、6月に入りました。近年は5月病ならぬ「6月病」という言葉が聞かれるように、新社会人にとっては疲れが出やすい時期。私たち日都産業でも、ようやく新入社員の研修を終えたところです。

「ところで、遊具メーカーの新入社員ってどんなことをしているの?」
期間はおよそ2か月。会社の歴史を覚えたり、社会人としての基礎を学んだり、さらには工場で実際にモノづくりを体験してもらいます。学校を出たばかりの若者にとっては驚きと戸惑い、楽しみと期待の毎日となります。

新入社員だけでなく子どもや保護者、そして遊具を購入する自治体のみなさんにも、遊具の世界を身近に感じてもらいたい――。
そんな想いもあり、今回は、子どもの遊び場を担うことになる「ニットの新入社員研修」をちょこっとご紹介します。

座って学ぶ「ニットのモノづくり」

私たち日都産業は、東京の杉並区に本社を構えています。ただ、実際のモノづくりは東京都羽村市にある工場で行い、東京・埼玉・大阪にある3つの営業所、さらには全国の代理店を通して、日本中に遊具を販売しています。

さて、新入社員研修の基本は、やはりモノづくり。座学では「品質について」「環境配慮について」「生産工程について」といったテーマを幅広く学びます。

例えば、品質マネジメントシステム。私たち日都産業は「ISO9001」を認証取得しています。製品の設計から製造・検査、さらには出荷に至るまでの各プロセスに厳格な規定があり、「いかに厳しい品質管理を行っているか」を、まずは新入社員に学んでもらいます。ちなみに「ISO9001」を取得したのは、遊器具業界では私たち日都産業が初めてです。

また遊具メーカーは、子どもの遊びだけでなく未来の環境まで携わるべき、と考えています。そのため、環境マネジメントシステム「ISO14001」を認証取得することで、環境に優しいモノづくりを目指しています。当然ですが、未来のニットを担う若者にも、入社当初から環境への意識を高めてもらいます。

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(厳格な品質管理が行われる「ISO9001」)

こちらは研修テキストの一部。一見するだけでも、徹底した品質管理の様子が伝わると思います。もちろん、最初から新入社員が全てを理解するのは難しいでしょう。大切なのは「遊具づくりは複雑」「遊具づくりは厳格」という意識づけと捉えています。

体験して学ぶ「ニットのこだわり」

本社、技術部、そして生産管理部での研修を終えてから行うのが、先輩社員から溶接や組立などを学ぶ「工場研修」。東京都羽村市にある「羽村工場」で行います。

座学は難解かつ堅苦しいため、どうしても新入社員は退屈しがちに。ところが、いざ工場に入れば「うわ、スゴイ!」「楽しそう!」など、目がキラキラと輝きだします。この辺りはどの企業も一緒ですね。

遊具が完成するまでには様々な工程があり、すべてをクリアーして初めて出荷されます。工場ではそれぞれの工程を学びながら、ときには実際に作業を体験してもらいます。

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(端材で溶接の練習をする新入社員と、見守る先輩)

溶接作業を見るのは初めてという若者もいますが、まずは体験。先輩社員の手ほどきを受けながら、実際に溶接機を使って溶接を行います。なかなかうまくいかず、首をしきりにひねる新入社員。もはやおなじみの研修風景となっています。

こちらは、遊具になる前の巨大パーツをクレーンで運んでいる最中。ちなみに、シーソーの支柱です。

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(丁寧に注意シールを貼る新入社員)

背を向けているのが新入社員です。この段階では、目の前のパーツがどのような製品になるのか、その全体像は見えません。というのも多くの製品はパーツのまま運び、公園で組み立てるからです。

ところで、新入社員の研修で必要なのは、知識の習得だけではありません。「日都産業に入って良かった」という親しみを持ってもらうことも欠かせません。「さあ、このパーツは何だろう?」。一方的に教えるだけでなく、ときに楽しみながら好奇心や労働意欲を育てることを心掛けています。

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(ぶらんこシートの両脇にあるダルマ金具)

「遊具メーカーで東京に直営工場を持つのは日都産業だけだよ」
「へえ、知らなかったです」
こんな裏話をすると、新入社員たちの顔もキリっと引き締まります。

「Made in Japan製品」が国際的に注目を浴びていますが、ニットは言うなれば、オンリーワンの「Made in Tokyo遊具」。海外からの廉価製品が増える遊具業界において、国内生産と東京生産にこだわっています。

遊びながら育って欲しい

遊具メーカーらしい研修があるとすれば、やはり公園での「屋外研修」でしょう。息抜きも兼ねて昼間の公園に出向いて、鉄棒にぶら下がったり、ぶらんこで立ちこぎしたり、ジャングルジムに上ったり――。遊んでいるように見えますが、もちろんそんなワケはなく、遊具の作りなどを学んでいます。

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(すべり台をチェックする新入社員)

改めて遊具の楽しさや爽快さ、可能性や夢などを想い出してもらい、決意を新たにしてもらいます。
「よし、これから自分が遊具をつくるのだ」


「品質システム」や「環境配慮」など、製品以外のこともお気軽に下記よりお問い合わせください。


お問い合わせはこちら
http://www.nitto-sg.co.jp/contact/

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