まだ間に合う! 「3日で終わる自由研究」

更新こうえんのはなし

お盆休みも終わり、子どもたちはそろそろ学校へ戻る準備を始める頃。遊び過ぎてしまい、「夏休みの宿題がまだ終わってない!」なんて悲鳴が、街のあちこちから聞こえてきそうですね。

夏休みの宿題の定番といえば、やはり自由研究。ところが、子どものみならず多くの保護者が頭を悩ませているようです。日本能率協会のアンケートによると、保護者のおよそ9割は、「子どもが自力でやりきれるか」「親がどういうサポートをすべきか」など、自由研究に関して不安を抱えています。

最近では、「1日でできる自由研究」とか「100円ショップの商品で自由研究」など、ネットで検索すればいくらでもテーマは見つかります。便利な時代です。

ただ、せっかくの夏休み。身体を動かしたり家族みんなで楽しんだり、いつもと異なる勉強の方がタメになりますし、新たな発見もあるはず。

そこで穴場なのが公園。身近な場所ですが、ちょっと視点を変えるだけで自由研究にピッタリの面白いテーマがたくさん転がっているのです。

遊具の歴史にビックリ

日本の公園には様々な遊具がありますが、その歴史だったりエピソードだったりを調べれば、「へえ、知らなかった」という‶驚き〟が見つかるもの。

例えば、「ぶらんこ」。何となく日本のモノのようなイメージですが、じつはその起源は中国にあります。さらに言えば、最初から遊具だったわけでなく、元々はお祭りで使われる‶道具〟だったそうです。それがいつの間にか、子ども定番の遊具へと変わったのです。

意外ですよね? きっと先生も友達も知らないはず。誰ともカブらないテーマ、それに歴史の勉強にもなり、まさに自由研究にピッタリというわけです。

ちなみに、ぶらんこには更に興味深い‶事実〟があります。それは、文化の違い。どうやら関東と関西ではぶらんこの「シートの形状」が異なるようなのです。

関東では、長方形のいわゆる「座席タイプ」が主流であるのに対し、関西では丸太のような「棒状タイプ」が多いそうです。理由は定かでありませんが、文化の違いが現れているようで、何となく面白いですよね。

あるいは、「シーソー」。17世紀頃のヨーロッパでは、土を積んだうえに木を置いて遊んだそうです。いかにも不安定で、遊んでいる人は落ちないのか、ちょっと心配になります。

日本でもシーソーは定番遊具の1つであり、昔からみなが様々な呼び方をしたもの。ただ、地域や時代によって異なり、「ぎったんばっこん」と呼ぶ人がいれば、「ぎっこんばったん」と言う人もおり、なかには「ばったんこ」という意見も。

ぶらんこやシーソーに限らず、多くの遊具にはそれぞれ不思議な歴史や面白いエピソードがあふれています。

自由研究にピッタリな理由

ところで、自由研究はどうのように進めるのがベストなのでしょうか。

まずは、実際に近所の公園を回ってみること。2つでも3つでも公園を巡ってみれば、いろんな遊具に巡り合えるはず。家に戻ってから、ネットで気になった遊具の歴史や文化を調べてみる。これだけで、それなりの自由研究になるでしょう。

もっと完成度を高めるなら、遠方で暮らすおじいちゃんおばあちゃんに電話で聞いてみるのもいいかもしれません。ぶらんこで触れたように、遊具は地域によって特性が異なることもあるためです。遊具は、おじいちゃんおばあちゃんまで慣れ親しんだモノであり、家族みんなで楽しみながら学べるのも遊具をオススメする理由です。

そういえば、以前このHPでも取り上げたのですが、夏休みの宿題として「世界最長の雲梯を模型にする」ことにチャレンジした女の子もいました。大人顔負けの作品であり、斬新なアイデアに驚きました。遊具って、本当にいろんな楽しみ方があるのですね。

さあ、夏休みも残りわずか!
「まだ自由研究が終わってないんだよなあ・・・」という子どもは、遊具をテーマに選んでみては?

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