公園でちょいちょい見かける、不思議な集団。

更新こうえんのはなし

最近、公園のいたるところで‶不思議な集団〟を見かけることが増えています。立ち止まってスマホを眺め、何やら指を動かしているのですが、なかには50人ほどの大きな集団もあります。

「あの人たち、一体何をしているのだろう?」
通りがかった人のなかには、怪訝な眼差しを向ける人も少なくありません。

みんなが熱中しているのは「ポケモンGO」。スマホ向けの位置情報ゲームで、利用者は、スマホのGPS機能を利用して移動しながら遊びます。3年前に発売されたときは大きな話題を集めたので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。

さて、この不思議な集団が‶出没する場所〟はランダムです。「なんでここに?」というケースも珍しくありません。なぜなら、移動しながら遊ぶのが「ポケGO」のテーマ。公園の入り口付近だったり、何もない広場の前だったり、遊びの場もまたランダムに変わるためです。

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(公園の一角で「ポケGO」に熱中する人々)

「ポケGO」の一時的なブームは去りました。しかし、密かに楽しんでいる人も多く、息の長いスマホゲームとなっており、人気の理由を探ると2つの特徴が見えてきます。

1つは、「オトナも遊べる健康ゲーム」ということ。移動しながら遊ぶのが「ポケGO」の魅力です。例えば、とある公園で遊んでから次の公園まで歩いたり、自転車に乗って隣の公園まで‶遠征〟したり、なかにはスマホを自転車にくくりつけ‶公園巡り〟を楽しむ強者も見かけます。

外出が増え、公園にある自然に触れ、さらには歩く距離も増える――。いつの間にか‶健康的な生活〟に変わっているのです。外出が億劫になりがちなシニア、運動習慣がない中高年、公園に縁のない20代の若者など、結果的に「オトナを外に引っ張り出す効果」があったわけです。

もう1つは、「関係を深める愛情ゲーム」ということでしょう。スマホゲームといえば、1人で画面を見つめるのが一般的ですよね。ところが「ポケGO」で目立つのは、シニア夫婦、中年夫婦、あるいは若者カップルなど。もちろん、普段の暮らしは分かりません。ただ、「ポケGO」に興じる笑顔や行動を見れば、スマホゲームが二人の関係を深めていることは明白です。

健康になり、関係も良好になる「ポケGO」――。
まさにITを駆使した画期的な発明ですが、忘れてならないのは「ゲーム舞台としての公園」という存在ではないでしょうか。

交通量が多く、また人通りも途切れない街中では、安心して「ポケGO」を楽しむことはできないでしょう。画面に熱中するあまり人にぶつかったり、階段を踏みはずしたりする恐れもあるからです。

きちんと整備された歩道。美しい木々と広場。ゆったりした空間――。3つの安心を備えた‶ニッポンの公園〟だからこそ、「ポケGO」は日本でファンを増やしているのかもしれませんね。

オトナたちはスマホの画面に夢中になり、ふと目を転じれば、遊具で元気に遊ぶ子どもたち。ひょっとすると、これが新たな‶公園の風景〟なのかもしれませんね。


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