とっておきの穴場、アナタは教える?

今年も残すところ2ヶ月余り。話題も生活も新型コロナばかりの今年は、旅行や遊びや外食など多くのコトで自粛を余儀なくされました。とりわけ外出を趣味にしている方にとっては、春のお花見もできず夏の海水浴も楽しめず、我慢の1年だったのではないでしょうか。

「やっぱり美しい日本の四季が恋しい!」
そんな欲求がこの秋、一気に爆発したようです。「Go to トラベル」などのキャンペーンに加えて、いよいよ紅葉シーズンも始まり、先週末はどこの観光地も大勢の観光客でにぎわったようです。

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ニッポンの良さとは、春は桜、初夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色と、四季折々の自然を愛でられることではないでしょうか。アジア8カ国・地域、欧米豪4カ国で暮らす人を対象にした調査によると、新型コロナが終息した後に旅行したい国の1位は日本だったとか。

「やっぱり紅葉を見るなら穴場が良いわね」
色づいた樹々を見上げながら、しみじみ呟くシニア夫婦を見かけました。有名な紅葉スポットほど混雑することもあり、今年は3密を避けるため‶穴場〟を探す方が多いようです。

ところで、穴場って他人に教えます?

ネットで「公園 紅葉」と検索すると無数の情報がヒットします。さらには、他の人はこんな検索をしています、という表示のもと「公園 紅葉 穴場」なるオススメも。もちろん、穴場のページに飛んでも大量の情報があふれているわけですが。

その公園が実際に空いているかはさておき、「キレイそうだから行ってみよう!」という気持ちにさせてくれるうえでは、やはり「穴場」という言葉は響きますよね。

「穴場を教えるかって? 誰にも教えるわけない。絶対に秘密にするさ」
先週末、とある紅葉の名所で出会ったシニアの男性は‶穴場は自分だけのもの〟と主張します。同じくそばにいた友人の男性も、「そうだ、穴場は教えない」と強弁し、二人で頷きあいます。

じつは彼らは観光客ではなく、紅葉の名所で天然キノコを販売する商売の方々。険しい山のなかに分け入ってキノコを採集する「キノコ職人」だそうで、自分が見つけた‶穴場〟をそれぞれ持っており、毎年シーズンになるとこっそり穴場へ向かうとか。

商売敵だから、穴場は誰にも教えないというわけです。納得。

今回の天然キノコは、1パックで2千円ほど。ちなみに別の紅葉の名所では、種類が異なるとはいえ7千円という値札も見かけました。かなり高額ですが「風味も種類もスーパーで売っているモノとはまったくの別物だよ」とお店の人が言う通り、確かに味わいも食感も格別。

天然キノコに希少価値があるだけでなく、職人が減っているため正当な対価でもあるそうです。
紅葉もいいけど、グルメもいいですね。


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