おとぎの国のような遊び場――「りぐりぐ②」

「何かオススメの遊具はありますか?」
Nittoには、自治体だけでなく幼稚園や保育園からのお問い合わせも数多く寄せられます。なかには上記のような漠然とした質問も少なくありません。日々成長していく乳幼児の場合、いろんな発達段階の子どもがいるため、どんな遊具が相応しいのか迷ってしまうようなのです。

こんなとき必ずオススメするのが「りぐりぐ」。不思議なネーミングですが、乳幼児のために独自開発した遊具で、「子どもたちが驚くほど夢中になって遊ぶ」と評判のシリーズです。以前、当HPにてご紹介していますので、ご興味のある方はぜひご覧ください。
なぜ乳幼児向け専用モデルは人気なのか――「りぐりぐ」

また、都市部を中心に園庭がないもしくは狭い幼稚園・保育園が増えており、こうした子どもたちは近隣の公園で遊ぶケースが増えています。そういった公園に向けても「りぐりぐ」は大変好評をいただいています。

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(公園でひときわ目立つ「りぐりぐ広場」)

前回の記事はシリーズのコンセプトをご紹介しただけなので、今回は改めて具体的なラインナップをご紹介したいと思います。

見て、触って、遊んで――楽しすぎる「フェンス」

「りぐりぐ」の大きな特徴は、お客さまのニーズや環境に合わせて自由にデザインできること。アイテムごとにいろんなタイプを揃えており、「元気に遊び回れるスペースにしたい」「ほんわか可愛らしいデザインで統一したい」など、まさにオーダーメード感覚で選べるわけです。

例えば、子どもの飛び出しを防ぐ「フェンス」1つとっても豊富な製品をご用意しています。見ているだけで楽しくなるデザインは、子どもや先生さらには保護者からの人気が高く、製品購入の決め手になることもあります。

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(豊富なアイテムが揃う「フェンス」)

フェンス1つひとつには異なる仕掛けが施されています。例えば写真左上「おはなのスロープ」は赤ちゃんがハイハイして登れるスロープを備え、写真右上「たっちカウンター」はその名の通り、子どものつかまり立ちをサポートする機能を持っています。

一方で子どもの「学び」を促すタイプもあります。黄色い虫を引っ張り出して遊ぶ「ぴょこぴょこパネル(写真左下)」、カラフルなコマを回転させる「くるくるパネル(写真右下)」などがそう。遊びながらパネルに触れるうちに、自分の手がもたらす効果、すなわち「力と物の動きの関係」に自然と気づくことになります。フェンスの組み合わせ次第で、いろんな運動効果や遊びが期待できるというわけです。

思わず訪れたくなる粋な演出

「フェンス」は子どもの飛び出しを防ぐだけではありません。公園を訪れた保護者の「あったら嬉しいな」をさりげなくカタチにしています。
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(あったら嬉しい2つのアイテム)


写真左「ベビーカーポート」は、ベビーカー約4台が置けるセットです。外から訪れた際は一目で使い方が分かる一方、他のパネルよりやや低い設計のため、エリア内からベビーカーに置いた荷物にすぐ手が届くようになっています。また、背が高く周囲に向けてアイコン的な役割を果たすのが「案内板ゲート(写真右)」。りぐりぐの遊び場が特別なスペースであることを印象づけると同時に、ルールなどを知らせる機能もあります。

フェンスは上記6つのほかにもう2つあります。また、基本のフェンスは荷物が掛けられる機能が付いており、保護者も子ども遊びに熱中できる広場となります。ささやかな機能ですが、こんなところも「あったら嬉しいな」というポイントです。

さらには、みんなの寛ぎと癒しを誘うこんなアイテムも。

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(優しい自然を感じる休憩アイテム)

写真左が「葉っぱの日よけ」、右が「切り株ベンチ」です。おとぎの国、あるいは絵本のなかに紛れ込んだような不思議な感覚が味わえます。小さなアイテムながら、どちらもつい長居したくなる存在感があります。遊び疲れたときなど、子どもと保護者がゆっくり話すきっかけにもなるようです。

ちなみに「りぐりぐ」は、第11回キッズデザイン賞を受賞している逸品。当シリーズの開発を主導したのは若手の女性デザイナーです。いずれ当HPにて開発ストーリーなど交えて本人をご紹介したいと思います。


「りぐりぐ」に関するお問い合わせはこちら

http://www.nitto-sg.co.jp/contact/

インクルーシブ遊具で取材を受けました――「朝日新聞・夕刊 2月22日付」 いま思えば。

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