変わりつつある、子どもの遊び相手。

子どもの外遊びが減っている――。ゲームやスマホの普及とともに、子どもの遊びに変化が見られることは周知の事実です。なお、外遊びが減っているとは、もっぱら遊ぶ時間、すなわち「量」の問題です。遊ぶ量が減れば、体力が落ちるなどの影響が現れます。

他方、遊びの変化に関しては、別の面からの視点も欠かせません。
それは、遊びの「質」――。もちろん質にもいろいろあるでしょうが、変化を知る1つの手がかりになりそうなのが、ベネッセホールディングスが行った'15年の調査です。

子どもは平日、いったい誰と遊んでいるのか――。

ありそうでなかったユニークな観点ですね。何となく、「子どもの遊び相手は、子どもに決まってるでしょう?」と思いがちですが、じつはそうでもない‶実態″が浮かび上がってくるのです。以下に、0歳から6歳の乳幼児に関して行った調査結果の一端をご紹介すると。

◆平日、幼稚園・保育園以外で遊ぶことの多い相手は「友だち」が約27%
「子どもの遊び相手=子ども」というケースは、じつは3割にも満たないのです。意外ですね。さらに気になる点があります。'95年に行った同じ調査によれば、遊び相手=子どもは約56%と半数を超えていました。つまり、20年で子どもの遊び相手は半減してしまったようです。

気になるのは「それでは、平日は誰と遊んでいるの?」ということでしょう。その答えが母親です。'95年の調査では約55%だったのが、'15年には86%に跳ね上がっています。いろんな事情があるのでしょうが、子どもの一番の遊び相手は母親、というのが今は主流のようです。

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近年、近所の公園を‶園庭代わり″にして子どもを遊ばせる幼稚園や保育園が増えています。朝になると行儀よく列を組んで歩き、いざ公園に着くと「待ってました!」とばかりに駆け出す光景はお馴染みでしょう。
広い公園では子どもたちも伸び伸びしているようですが、やはり友だちと遊べばいろんなことが起こるもの。

友だちとケンカを始める子どもがいます。
それを見て、仲裁に入る友だちもいます。
遊びのルールを教える先生がいます。

しばらくすると、何事もなかったように遊び始める子どもたちには、ちょっとした爽快感を覚えます。
遊び相手が友だちだからこそ学べることって、やはり多いのでしょうね。


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