「昔の名前で出ています」という、小林旭さんの歌がありました。1975年に発売された、ご年配の方には懐かしいヒット曲です。このタイトルになぞらえるなら、「昔の遊具で出ています」といった感じの本が出版されます。
といっても遊具の本ではなく、‶まち歩き″をテーマにした本のなかで、Nittoがつくった昔の遊具が紹介されているようです。その本のタイトルは――。
まち歩きが楽しくなる 水路上観察入門
(著者:吉村生/高山英男)
「道路の亀裂でわかる川の跡、ガードレールになった橋の欄干、水車の形を模した遊具――全国各地の水路上を歩いた2人のマニアによる、偏愛に満ちた入門書!」(*株式会社KADOKAWAのHPより一部抜粋)
以前、著者の1人である吉村生先生がNittoに来社されました。昔の遊具に関して取材を受けたのですが、その際のことが書籍になって少し紹介されているようです。何はともあれ、取り上げていただけるのは光栄ですね。
ちなみに、肝心の‶昔の遊具″とは一体何なのか。
「スイシャジム」という中型の遊具です。
(昔の子どもが夢中になった「Nittoのスイシャジム」)
不思議なネーミングの由来ですが、勘の良い方ならすぐにお気づきかと思います。‶水車″をモチーフにした‶ジャングルジム″なので「スイシャジム」。特徴的な丸形のジャングルジムをベースにしつつ、鉄棒やはしごといった運動アイテムを兼ね備えた遊具です。
今見ても斬新なデザインですね。何より子どもたちが楽しそう!
味があって、大胆で、ちょっぴり冒険的で。何だかワクワクします。
「全国各地の水路上を歩いた2人のマニアによる、偏愛に満ちた入門書」も楽しそうなので、ぜひ読んでみたいと思います。
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