「神戸ビエンナーレ2015 創作玩具国際コンペティション」に、日都産業のデザイン課社員が応募した作品が入賞しました。
仕事が終わった後、みんなで集まって案を出し合って、プロトタイプを何個も作って試行錯誤。ひらめいたアイデアをぱっと作って評価する。そんな小さな玩具だからこそ出来たものづくりのプロセスは懐かしくもあり、刺激的な体験でした。
作るのが難しくて実現できなかった案もあり、新しい物を生みだす難しさを痛感しながら、最後に出来上がったのは木の性質を最大限に活かしたシンプルな形の玩具でした。
いつの時代でも、親子が触れ合う大切な時間であるお風呂。
遊んだ思い出が家族を大切に思うきっかけになることを願って作った木製玩具です。
作品名 : ship pieces
【作品コンセプト】
濡らすとお互いにぴたっとくっつく木材の性質を利用した、濡らして組み立てる船の形の積み木。
乾いた状態ではばらばらだが、濡らしてくっつけるとお風呂に浮かぶ船になる。
バランスをくずすと全体がばらばらになる。
大人と子どもが2人でお風呂に入りながら、順番に船に積み木を積んでいき、くずした方が負けになる。
【作者名:ほうかごあーと】
2015年9月19日(土) ~ 11月23日(月・祝)まで、メリケンパーク内に常設展示されていますので、神戸に行かれる際にはぜひお立ち寄りください。
■港で出合う芸術祭 神戸ビエンナーレ
http://www.kobe-biennale.jp/