安全安心クオリティ
遊具の安全に関する規準
「遊具の安全に関する規準JPFA-SP-S:2014」に合致するよう、設計段階から完成製品に至る各工程で十分な検証をしています。
子どもは空間の大きさを自分の体格で確認しようと、どんな隙間にも入り込もうとします。しかし子どもの体形は、胴体(B)よりも頭部(A)が大きいため、胴体が入って頭部が抜けないという危険な状況が起こり得ます。そのため遊具では「胴体が入らない」もしくは「胴体が入ったら頭部も容易に抜ける」という寸法が重要です。

胴体が入らない構造=通り抜けさせない開口部

幼児を想定した胴体サイズ:100×157mm(JPFA検査器具B)が入ってはならない。

幼児を想定した胴体サイズ:φ127mm(JPFA検査器具A)の部分が入ってはならない。
頭部が通り抜ける構造=通り抜けさせる開口部

児童を想定した頭部サイズ:φ230mm(JPFA検査器具A)の部分が通り抜けなければならない。φ230mmが通り抜ける開口部を設ける場合は、その下に障害物などを設けないこと。
安全領域
- 安全領域とは、遊具の安全な利用行動に必要とされる空間で、子どもが遊具から落下したり飛び出したりした場合に到達すると想定される範囲であり、遊具の外形線から外側のあらゆる方向(上部空間を含む)に必要である。
- 安全領域の標準的な範囲は、
落下高さが600mm以下の場合=遊具の外形からあらゆる方向(上部空間を含む)へ1500mm(最小値)
落下高さが600mmを超える場合=遊具の外形からあらゆる方向(上部空間を含む)へ1800mm(最小値)
※複数の遊具の配置をする場合は、各種遊具の安全領域と重複条件を考慮して計画をしています。
安全領域の重複例
リンク遊具(着座型)の場合

リンク遊具(着座型)と鉄棒と雲梯

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