「遊具を身近に感じてほしい」「モノづくりの裏側を知ってほしい」――。
そんな想いから、私たち日都産業は、定期的に小学生向けの工場見学を実施しています。普段は大人だらけの工場も、この日ばかりは子どもたちの真剣な眼差しと笑顔にあふれ、私たちの働く活力ともなっています。
昨年11月に工場見学に訪れてくれた子どもたちから、先週、嬉しいお便りが届きました。
日都さんぎょうさんへ、ありがとう――。
(ステキな手作りの表紙 富士見小学校)
表紙を開くと、一生懸命に書いた文章や可愛らしい絵など、子どもたちの想いがどっと溢れてきました。社員一同、1つひとつじっくり、そして楽しく読ませてもらいました。驚くほど真剣に工場を見学してくれたことが伝わってきます。
観察眼も鋭いですね。表紙の左上にある黄色と黒の帽子は、まさに工場で使用している帽子のデザインそのもの。思わず微笑んでしまいます。
こうしたお礼の気持ちほど嬉しいものはありません。でも、工場見学にはもっと嬉しい‶オマケ〟がついてくることも。工場見学を終えると、多くの子どもたちにはちょっとした変化が見られるというのです。
ニットのマークはどこにあるの?
すべり台の裏を覗いてみたり、ぶらんこの座席を眺めてみたり、鉄棒のパイプを確認してみたり――。小学校の校庭や近くの公園など、子どもたちは遊具を見つけると、「ニットのマークはどこにあるのだろう?」と確認するそうです。小学校の先生からの報告で知りました。
ちなみに、こちらがニットのマーク。見たことがある人は多いかもしれませんが、「どこの会社」かまで知っている人は非常に少ないと思います。
(ぶらんこの座面)
遊具メーカーは公園の黒子――。クルマや家電といったメーカーと異なり、「ほとんど表に出ることがない」のが遊具メーカーの宿命です。言い換えれば、子どもたちは日々遊具で遊びながらも、それが「どこの会社でつくられているか」を知りません。
宿命とはいえ、モノづくりにこだわる企業としては、やはり少し寂しくもあります。だからこそ、子どもたちと触れ合える工場見学を行っており、製品ができるまでの「ストーリー」を伝えているのです。
ちなみに、子どもたちが分かりやすいように、工場内にある案内板は親しみやすいデザインを採用しています。工場見学のときだけでなく、普段からこの案内板を使っているのは、いつも子どもの存在を身近に感じていたいという理由もあります。
(社員にも評判の優しいデザイン)
会社の名前は知らないけれど、ニットのマークは知っている――。
私たち日都産業は、そんなファンづくりを目指しています。
富士見小学校、松林小学校、武蔵野小学校のみなさん、先生のみなさん、ステキなお手紙をありがとうございました。これからも元気に楽しく、遊具で遊んでくださいね。
子どもが楽しめる工場見学のほか、自治体向けの「大人の工場見学」も行っています。お気軽に下記よりお問い合わせください。
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