ありがたいことに、最近メディアに取り上げられる機会が増えています。メディアへの露出が増えれば、それだけ私たち日都産業のことを知ってもらう機会も増えるわけで、やはり嬉しいものです。
さて、今回もとある冊子に取り上げていただきました。私たちの地元、東京都の杉並区が発行する冊子「すぎなみ産」です。
(オシャレな表紙が目を引く「すぎなみ産 vol.3」)
杉並区の魅力ある企業を紹介することを目的に、2017年に創刊された「すぎなみ産」。3年目の今年は、「区民の生活に密着したモノ(サービス)、身近なモノ(サービス)を提供する企業」を中心に選んだそうです。
「内容が濃いし、何より読んでいて面白い! 杉並区だけにとどめておくのはもったいない!」
基本、杉並区内で流布する冊子ですが、より多くの人に知ってもらいたいと考え、その内容をダイジェストでご紹介します。
Nittoを支える「3つの力」
(Nittoのこだわりが紹介された誌面)
「当社の強みの1つは『デザイン力』ですね。社内のデザイナーが独創的なパース画(完成予想図)を描いてクライアント(発注主)に提案します。もう1つの強みは、そのビジュアルを製品化に結びつけられる『設計力』にあります。ただし、当社はデザイン性だけを追求しているわけではない。安全・品質にこだわりながら製品を完成させる職人気質の『現場力』も当社の強みです」
(「すぎなみ産vol.3」より抜粋)
「デザイン力」「設計力」「現場力」――。私たち日都産業は、モノづくりにおいてことさら‶3つの力〟を大切にしています。なぜなら、どれもが高品質な遊具づくりに欠かせない要素だからです。
職人気質がなければ、どこかで妥協が生まれてしまうかもしれません。
製品化できなければ、絵に描いた餅になってしまうでしょう。
独創的なパース画を描けなければ、クライアントを満足させることは叶いません。
3つの力がバランスよく備わり、なおかつ流れるように機能しているからこそ、高品質な遊具がつくれるというわけです。
Nittoに欠かせない「1つの心」
とはいえ、力だけではカバーできない部分も少なくありません。「料理は愛情」なんてフレーズもありますが、それは遊具も一緒のこと。最終的に製品の良し悪しを決するのは‶遊具に対する愛情〟ではないかと考えています。
(遊び心あふれる社員こそ「Nittoのパワー」)
「子どもたちのケガを防ぐため、わずかなバリ(鉄の突起)も凸凹も見逃さない」
「新しい遊具を考えるときには、自分も遊びたいと思えるものにすることが大事です」
(「すぎなみ産vol.3」より抜粋)
遊具メーカーにとって、安全性は最重要のテーマです。日々楽しくケガのないよう遊んでもらうため、徹底した部材チェックはもちろん、製品によっては100万回にも及ぶ耐久テストを行うなど、厳格なルールに従ったモノづくりを行っています。企業として、また大人としての責任と言えるでしょう。
その一方、遊具メーカーならではの「自由な発想」や「遊び心」も忘れないように気をつけています。子どもは何事に対してもシビアで、ちょっとでも嘘や手抜きがあれば、すぐに見抜いてしまいます。つまり、大人である私たち自身が心底遊びたいと思える遊具でないと、子どもたちは興味を持ってくれないのです。
そのせいでしょうか、私たち日都産業には遊び心あふれるユニークな社員が大勢おり、次から次へと斬新なアイデアが生まれてきます。モノづくりを支えるのは、「3つの力」であり「1つの心」であり、しかし結局は「多彩な人」にあるのかもしれません。
嬉しいですね、地元のサポート。
「普段よく行く公園のぶらんこやすべり台も、じつは日都産業という杉並区のメーカーがつくっているということを、広く区民に知って欲しいんです」
すぎなみ産の担当者は、今回の取材に至った経緯をこのように語ってくれました。日本にはおよそ430万もの企業があると言われています。気が遠くなる数字ですよね。もちろん好きな場所に会社をつくっていいわけですが、改めて杉並区に会社があることを誇らしく思い、それと同時に地元のサポートって心強いと再認識させてくれたのが、「すぎなみ産」という冊子です。
(Nitto遊具がある杉並区の公園リストまでつくってくれました)
ちなみに工場は東京都の羽村市にあり、杉並区と羽村市のハイブリッド型企業であるとも考えています。いずれにしても、「杉並区発の日本一の遊具メーカー」を目指して、これからも地元に貢献したいと思います。
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