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なぜ乳幼児向け専用モデルは人気なのか――「りぐりぐ」

2019年11月12日ピックアップ製品
  

朝の通勤時間を過ぎると、都内のあちこちで‶カワイイ行列〟が幾つも発生します。幼稚園や保育園の園児たちです。園庭が狭いのでしょうか。もしくは、社会のなかで集団行動を学ばせたいという教育方針なのでしょうか。いずれにせよ園児たちが向かう先は、近所の公園です。

「そもそも園庭がなく、子どもたちを遊ばせるスペースがないんです」
とある保育施設では、園児を公園に通わせる理由をこのように語ります。

じつは、都市部ではこうしたケースが少なくないようで、朝の公園はさながら‶園児の運動会〟のような状態となっています。

公園で遊ぶ園児が増えたなら、もっと安全に、快適に、そして想像力豊かに遊んでほしい――。
そんな想いから、Nittoが独自に開発した「乳幼児向けの公園遊具シリーズ」があります。

りぐりぐ。

不思議な名前です。
しかし、不思議なのは名前だけではありません。

「子どもたちが驚くほど夢中になって遊ぶ」
「自然と保護者たちの輪が広がる」
「設置した途端、公園が可愛くなった」

などなど、いろんな意味で‶不思議な効果〟をもたらす遊具なのです。ところで、なぜこれほど「りぐりぐ」は人気を集めているのでしょうか。そこには3つの理由があります。

1)徹底したリサーチから生まれた「専用モデル」

「りぐりぐ」の開発にあたって最も重視したのは‶お客さまの声〟です。では、お客さまとは? 遊具を購入する自治体? 遊具を設置する幼稚園や保育園? 子どもを遊ばせたい保護者?

答えは、乳幼児――。

大人に聞くのでなく、実際に遊ぶ子どもたちに尋ねるのが一番。そこで私たち日都産業は、保育園の協力のもと特別チームを編成し、園児たちと1日一緒に過ごしたり、遊ぶ様子を観察したりと、徹底したリサーチを重ねました。

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(予測不能な園児の特性を掴む)

試作品をつくっては、子どもの声のみならず先生方の意見も反映させて更につくり直し、最高の乳幼児専用モデルにたどり着きました。

2)乳幼児でも妥協しない「遊びの追求」

公園で遊ぶ小学生を見れば分かると思いますが、ぶらんこは両手でしっかり鎖を掴んで座ります。すべり台なら、自ら階段を上り、きちんとお尻から滑りますよね? 目の前にある遊具を‶当たり前に認識〟し、‶当たり前に行動〟できるのが小学生です。

ところが、1~3歳の乳幼児はそうはいきません。目の前にある遊具でどう遊べばいいのか、どこに掴まればいいのか、滑るべきか降りるべきか登るべきか、すぐには判断できません。

また、わずかな期間で‶できること〟が変わってくるのも乳幼児の特徴でしょう。例えば、「つかまり立ち(=1歳低月齢)」「よじ登り(=1歳高月齢)」「ジャンプする(=2歳低月齢)」といった具合です。

つまり、こと乳幼児に関して言えば、それぞれの状態に合わせた最適な遊具が必要というわけで、まさしくこうした発想に基づいて開発されたのが「りぐりぐ」シリーズの特徴です。

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(ポップなデザインの「いもむしすべり台 アン」)

例えば、すべり台。1歳低月齢なら「トンネルをくぐる」ことから始め、1歳高月齢になると「階段を登る」ことを覚えるなど、成長に合わせて遊べるのがポイントです。

2歳高月齢ともなると、「階段を登る」「すべり台を滑る」「繰り返し遊ぶ」といった高度な運動が可能になるほか、「友達と譲り合う」といった社会性も学び始めるといった‶教育効果〟も期待できます。

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(乳幼児にはスリル&達成感が味わえる「いもむし平均台 バーニー」)

平均台もあります。1歳低月齢~高月齢の前半くらいまでは「保護者と手をつないで渡る」、1歳高月齢の後半からは「独りでバランスをとって渡る」ようになり、最終的には「ジャンプして降りるなど、アレンジして遊ぶ」というレベルまで段階的に到達します。

遊びに妥協しない――。
安全性だけでなく‶遊具の楽しさ〟を追求した点も「りぐりぐ」人気の1つの理由です。

3)街の価値まで高める「グッドデザイン」

第11回キッズデザイン賞 「子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門」 受賞――。

優れたデザイン性が認められ、キッズデザイン賞を受賞した「りぐりぐ」シリーズ。デザインが良いということは、じつは遊具を設置する自治体や幼稚園にとっては重要です。というのも、見た目の良さが「公園の集客」や「幼稚園の人気」などにも関わってくるからです。

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(約100平米のりぐりぐフルセット「兵庫県伊丹市 伊丹スカイパーク」)

飛行場の真横に設置された事例です。「飛行機を見れる人気スポット×カワイイ乳幼児向け遊具」というコラボは、設置直後から大きな話題を呼びました。今では飛行機好きだけでなく、近隣住民のみなさんまで集める大人気スポットになっています。

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(限定アイテムが設置されたりぐりぐ「神奈川県横須賀市 長井海の手公園」)

大規模テーマパークの一画に設置された事例です。テーマパークの休憩場所としてはもちろん、「りぐりぐで遊びたい!」と、むしろ遊具を目当てに訪れる家族も少なくありません。

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(街のなかで一際目立つりぐりぐ「東京都荒川区 藍染公園」)

街中にある公園のリニューアルに伴い設置された事例です。「以前より公園に来やすくなった」「明るい雰囲気でほっこりする」「近所に暮らす住民の評判も良い」――。「りぐりぐ」の優れたデザインは、街の雰囲気や住民のココロまで温かくする効果もあるみたいです。

交流が生まれる、友情が生まれる

「りぐりぐ」が目指すのは、乳幼児の遊びや成長だけではありません。保護者にとって、この時期は子どもへの愛情が深まる一方、悩みや不安を抱えがちにもなります。

「ちょっと息抜きしたい」
「子育てのことで誰かに話したい」

そんなママやパパたちの「交流の場」になればと、願っています。


「りぐりぐ」は豊富な製品ラインナップを用意しています。お気軽に下記よりお問い合わせください。

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