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自分だけの公園をつくれる?――「すぎなみ産業フェア」

2019年11月19日お知らせ
  

先日、地元イベントであるすぎなみフェスタの「すぎなみ産業フェア」に参加してきました。杉並区に本社を置く私たち日都産業は、地元を盛り上げるため、住民のみなさんと触れ合うため、そして遊具の魅力を広くお伝えするため、‶杉並区の企業〟として毎年参加しています。

「いつも子どもが遊具で遊んでいるけど、そのメーカーが杉並区にあるなんて知らなかった」
毎年、そんな驚きの声が聞こえてくるのですが、これは嬉しくもあり、ちょっぴり残念でもあります。地元である杉並のみなさんに「Nittoの名前」が届いていないからです。

少しでもNittoを知ってもらいたい――。
そんな気持ちで、今年も参加してきました。

今年も大人気の「りぐりぐ」&「リンクミニ」

最高の秋晴れのなか、大勢の方が来場されたイベント会場。私たち日都産業は、当然ながら自社製品である遊具を会場に運び込み、臨時で設置しました。もちろん、子どもに遊んでもらうためです。

本来なら、大きなすべり台やジャングルジムなどを設置したいところですが、さすがにイベントでは不可能。ということで、乳幼児向けのすべり台や平均台、揺れるカワイイ乗り物など、設置しやすい小型の遊具がメインとなります。

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(臨時の公園に変身したNittoのブース前)

「あのすべり台、カワイイ!」
「カタツムリに乗りたい」

乳幼児向けの遊具が中心ということもあり、小さな子どもをつれたファミリーがひっきりなしに訪れてくれます。赤や黄色や緑のカラフルなデザインは、広い会場でも遠目からも目立つようです。とりわけ近年はインスタ映えが流行しているおかげで、「カワイイ遊具」は子どもだけでなく保護者からの評判も高く、すべり台は絶えず順番待ちの人気でした。

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(乳幼児にも保護者にも大人気の「りぐりぐシリーズ」)

子どもが階段を登るのも、すべり台を滑るのも、地面に着地して立ち上がるのも、保護者が最初から最後までそばで見守れるのが特徴の「りぐりぐシリーズ」。保育園のリサーチから開発した「乳幼児専用モデル」の遊具です。

危なければ手助けをし、問題なさそうなら、子どもに自力でやらせてみる――。簡単そうに見えますが、じつはすべり台は、乳幼児には意外と難しい遊具。子どもの「遊ぶ力」を育てつつ、保護者の「見守る力」まで考えて設計しています。

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(いろんなタイプがある「リンクミニ」)

同じく人気なのが、子どもが乗ってユラユラと揺れる遊具「リンクミニ」。こちらはカタツムリですが、パンダ、ラッコ、ウマなどの動物から、新幹線、船などの乗り物、さらには恐竜や地方のゆるキャラまで、いろんなタイプがあります。

「きちんと順番を守って遊びましょうね」
「自分より小さい子には、使い方を教えてあげなさい」
単に遊ぶだけでなく、その場で子どもに‶社会のルール〟を教える保護者が目立ったのが印象的でした。

ルールというのは、なかなか教えるタイミングが難しいもの。普段、子ども同士で遊ぶ公園では、やはり保護者は口出ししにくい雰囲気がありますよね。ところが、親子の距離が縮まるイベントなら、こうしたこともさりげなく行えるのかもしれません。

その一方、保護者に言われずとも、自ら順番を譲ったり、小さい子に教えてあげたりするなど、遊びを通して‶ルールや思いやりを学ぶ〟場面も見受けられました。教科書とは異なり、実体験だからこそ学べる、遊具の魅力かもしれません。

来年もお待ちしています!

「さあ、自分だけの公園をつくってみようか?」
今回のイベントでは、オリジナルの「遊具シール」を制作してみました。すべり台、ぶらんこ、回転するジャングルジムといった各シールを、仮想の公園にあてはめて遊んでもらうというものです。

スマホやテレビゲームに慣れた世代には、アナログな感じが新鮮であり、また、公園を自由につくれるという身近なテーマが、面白かったようです。どの子どもも夢中になって遊んでくれました。

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(想像力を鍛える「Nittoの公園シール」)

「遊具は子ども向けというイメージが強いけど、じつは中学生や高校生になっても、たまには公園で無邪気に遊びたい。そんな若者向けのトレーニング遊具があったら嬉しい」
「乳幼児から幼児に育つまでの‶微妙な期間〟に合う遊具が少なく困っている。ジャングルジムのような登れる遊具があったら便利」

遊具メーカーにとって、利用者の‶生の声〟は貴重な財産。こうした声を開発につなげていきたいと思います。
また、遊具と接する‶生の姿〟は、私たちにいろんなことを教えてくれます。例えば、遊具を通して社会のルールを教える保護者の姿が目立ったのは、新たな「遊具の価値」を見つけたようで、これもまた何かのヒントになるような気がします。

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(来年は、どんな遊びを持ってこようかな)

知らない子どもたちが、いつの間にか友達になれる遊具――。
Nittoは、来年も「すぎなみ産業フェア」に出展します。


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