ここは京都のとある公園、紅葉が見ごろを迎えつつある11月中旬。
広場のすぐそばには電車の姿が。どこの駅でしょうか?
(着工前の公園広場)
いいえ、駅ではありません。
ここは「京都鉄道博物館」。通称‶てっぱく〟として親しまれる、京都の人気スポットです。
そこになぜだかプレハブが搬入されようとしています。私たち日都産業の‶現場事務所〟として。
(現場事務所を搬入し、いざ遊具の設置へ!)
ということは?
ここに遊具を設置するわけです。
まずはバリケードとなるフェンスを設置します。それから土地を掘削し、砕石(さいせき)と呼ばれる砕いた石を敷き詰めたり、高さを調整するためのコンクリートを打ち込んだりして、遊具を設置する土台をつくります。
(遊具の土台づくり)
どんな遊具を設置するのか。
それはもちろん、鉄道をモチーフにした遊具がいいに決まっています。
‶てっぱく〟を運営するJR西日本さんも大変乗り気で、「アレがいい」「コレはどうだろう?」など、いろんなアイデアが飛び出しました。
結論はどうなったのか。
「ドクターイエローで行きましょう!」
新幹線区間において様々な検査をする事業用の車両で、滅多に見れないレア性や目を引く黄色のデザインなど、多くのファンが存在するあの幻の鉄道です。
この案件が動き始めたのは今年2月。‶てっぱく〟という人気スポットの仕事は名誉であると同時に、相応のプレッシャーもあるのでしょう。担当したデザイナーは次のように語ります。
「今年1年はずっとこの仕事をしていた印象です。それくらい常に頭の片隅にありました」
(でっきるかな、でっきるかな、ハテハテフム~)
いったいどのような遊具となるのでしょう。
ショベルカーを見つめる職人の背中には、すでにワクワクの白い羽が浮かんでいるような。
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