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小学生が選んだ究極の遊具――「こざるのわんぱくフィールド」

2020年04月14日注目の納入事例
  

いつの時代も、子どもは欲張りですよね。おもちゃ屋へ行けば「あれが欲しい!」「これも買って」と駄々をこねては保護者を困らせます。「空想でいいから、お菓子のお家を描いてごらん?」と言われれば、クッキーやグミやチョコレートなど、あふれんばかりのお菓子でできた‶豪華すぎる家〟を画用紙に描くものです。

欲しいものは諦めない――。自らの欲求に忠実なのが子どもなのでしょう。
では、子どもに「どんな遊具で遊びたい?」「遊具は何が好き?」と尋ねたらどうでしょう。

「回るすべり台が欲しい」「グラグラ揺れる吊り橋が好き」「壁のぼりをやってみたい」など、いろんな答えが飛び出すに違いありません。お菓子のお家ではありませんが、そんな子どもの要望すべてを集めたら、いったいどんな‶夢の遊具〟ができあがるのでしょう。

今回は、小学生の投票によって選ばれた「コンビネーション遊具」の事例をご紹介します。

*現在、緊急事態宣言の発令にともない、不要不急の外出自粛要請が出されています。この期間中に関しましては極力ご利用を控えていただき、宣言が解除されてからのご利用をお願いいたします。

アイテムもりだくさんの「豪華すぎる遊具」

「雲梯」「はしごの壁」「のぼり棒」「ポップロック」「階段」「ステップ」「ロングラダー」「一回転スライダー」「ウェーブスライダー」「ネットブリッジ」「吊り橋」「坂道」「一本橋」――。

アイテム名を挙げるだけでもいっぱい。これらを絶妙な設計にもとづき、コンビネーション遊具として完成させたのが「こざるのわんぱくフィールド」。子ザルのようにわんぱくに、そして自由に遊んでほしい。そんな願いを込めてつけた名前です。

さて、1つの遊具なのですが、これだけアイテムが多いと見る角度によってまったく印象は異なります。ひとまず2つの角度から見てみましょう。

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(ロングラダー方面から見た「こざるのわんぱくフィールド」)

手前に見える、曲がりくねった緑色の「ロングラダー」が目を引きますよね。「吊り橋」や「ネットブリッジ」などがあり、いろいろと歩き回れそうなことがすぐに分かります。一方、反対側から見たのが下の写真。緑色の高い「はしごの壁」や岩壁を模した「ポップロック」がドンと目に飛び込んできます。

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(はしごの壁方面から見た「こざるのわんぱくフィールド」)

「すごい! どこから遊ぼうか!」
初めて遊具を目の当たりにして、思わず歓声を上げる子どもも少なくありません。「この壁が面白そう!」と言いながら、いきなり遊び始める子どもがいます。あるいは周囲をぐるりと歩いて、まずはどんなアイテムがあるのか、遊具の全体像を確認する子どももいます。

何にしてもインパクトは大きく、公園の外からでも目立つ存在。新たな公園のシンボルとして、多くの住民や子どもたちから親しまれているようです。ところで「こざるのわんぱくフィールド」はどのような構成になっているのでしょうか。その中身をご紹介します。

子どもの集中力を育てる「優れた回遊性」

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(こざるのわんぱくフィールドのパース)

どこにどんな遊具があるのか――。イラストにすると、より一層コンセプトや全体像が理解できると思います。ただし、これはあくまでイメージ図。実際に完成した姿を見ていただくことで、遊具が持つ楽しさや開発の想いも届くはず。例えば「パースの右側」は下のようになりました。

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(子どもの集中力を引き出す「優れた回遊性」)

「こざるのわんぱくフィールド」の特徴の1つは、ズバリ‶優れた回遊性〟にあります。写真の中央にクリーム色の「坂道」があります。そこから飛び石のような「ステップ」を幾つか降りて「平均台」を渡れば、今度は「ステップ」を登ることになります。次に待ち構えるのは、揺れる足元が刺激的な「ネットブリッジ」か、不思議な形状の「ロングラダー」か――。

つまり、遊具から一度も降りることなくグルグルと遊べるのです。なかには何周回れるかチャレンジする子どもが現れるなど、さながら「サーキットトレーニング」のような効果も期待できます。

遊具の醍醐味の1つは、どれだけ子どもを夢中にさせることができるか――。回遊性を高めると子どもの集中力は高まり、自然と体力もつきます。

やっぱり子どもは「アスレチック好き」

今度は「パースの左側」を見てみましょう。一瞥でコンセプトが異なることが分かります。

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(「高いアスレチック性」が子どもの冒険心を引き出す)

「前から壁のぼりで遊んでみたかった!」
「雲梯の往復はきついけど、負けられない」

もう1つの特徴は「本格的なアスレチック性」にあります。写真中央に見えるのは、オリンピックの種目にもなり、にわかに注目を集めるスポーツクライミングが味わえる「ポップロック」。そこから伸びるようにして、手前にはハードな「雲梯」がある一方、反対側には巨大な「はしごの壁」、さらには「のぼり棒」が続きます。

どの遊具も「登っては降り」「降りては登り」を繰り返します。当然ながら、かなりの腕力と脚力が要求されます。また、遊具の設計上「落ちないで渡り切ろう!」という気持ちを奮い立たせるのも、「こざるのわんぱくフィールド」ならではのウリです。つまり、高いアスレチック性が子どものヤル気と粘りを引き出します。

都会に最適な「贅沢アスレチック」

都会には遊び場が少ない――。保護者や先生からは、よくこんな声が聞かれます。街からはすっかり空き地や広場が消え、校庭が十分な広さのない小学校も珍しくないからでしょう。また、野球やサッカーなどのボール遊びをしようにも、そのスペースを見つけるのにも一苦労なんてことも。

一方、子どもたちからはいつもこんな声が寄せられます。
「アスレチックが大好き!」
伸び伸びと身体を動かすことは、非日常的な刺激をもたらすのでしょうね。友達と競ったり、新しい遊び方を考案したり、アスレチックならではの魅力もたくさんあります。ところが、大掛かりなアスレチックはたいてい郊外に行かなければなりません。

すなわち「都会なのに本格的なアスレチック」があれば、大人も子ども大満足というわけです。
そんな複雑なニーズに応えつつ、小学生の投票によって選ばれた遊具こそ、まさしく「こざるのわんぱくフィールド」なのです。

「やっぱりここの公園は楽しいよね」
「隣町の友だちにも自慢できる遊具です!」
子どもの声に合わせて、いろんな遊具をつくっています。

*現在、緊急事態宣言の発令にともない、不要不急の外出自粛要請が出されています。この期間中に関しましては極力ご利用を控えていただき、宣言が解除されてからのご利用をお願いいたします。


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