おかげさまでNittoは、創立から今年で81年を迎えました。戦前より遊具をつくっており、振り返ると時代の節目においてパイオニア的な製品をつくっていることも少なくありません。丸くて回転する不思議なジャングルジム「グローブジャングル」もその1つです。
「あれで遊具の面白さに目覚めました」
こんな感想をよく聞きます。グローブジャングルがNittoのオリジナル製品と知らなくても、やはり嬉しくなるものです。
あるいは、今や公園でもすっかりお馴染みの「健康器具」。日本人の‶健康好き〟を象徴するような製品ですが、じつは遊具メーカーとして初めて開発したのはNittoです。障害をもつ子どもが自由に遊べる「ユニバーサルデザイン遊具」も、やはりNittoはパイオニアでした。
社員がみな個性的であり、遊び心を失わず、何より遊具が大好き――。
そんな社風もあるのでしょうが、やはり根底にあるのは、
「遊具の楽しさをもっと知ってほしい!」
というシンプルな想い。
ところで。
この春、じつはNittoはひっそりと新しいチャレンジを始めていました。
3月のことです。
ところが、それと前後するようにして新型コロナの問題が発生しました。
子どもや保護者、さらには公園の近隣に暮らす住民のみなさんの安全面や心理的負担を考慮し、また遊具の一時的な使用禁止といった社会情勢も踏まえて、ずっと宣伝を控えていました。まだ新型コロナは予断を許さない状況ではありますが、ぜひ遊具の楽しさとNittoのチャレンジを知ってほしく。
その名前は「インクルーシブ遊具」――。
障害のある子もない子も一緒に遊べる、かつてない「冒険的な遊具」です。欧米で先行する「インクルーシブ教育」を日本で初めて採用した、まさしく令和の時代に相応しいパイオニア的な製品。ひょっとすると、2020年こそ後に「インクルーシブ元年」と呼ばれるかもしれません。
(2020年3月、遂にデビューした「Nittoのインクルーシブ遊具」)
「インクルーシブってなんなの?」
「この遊具はどこにあるの?」
インクルーシブは日本に来たばかりの発想であり、一言では説明できません。そこで今回の‶日本初上陸〟を主導したNittoの営業マンに語ってもらいました。8月28日の当HP記事にてご紹介する予定ですので、ご興味のある方はぜひご覧ください。
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