ただ砂を集めただけなのに‶遊具〟と称される「砂場」――。コンビネーション遊具のように設計やデザインに凝っているわけでもなく、ジャングルジムみたいに材料をいっぱい使っているわけでもなく。ほかの遊具と比べると、「これも遊具なの?」と何だか不思議な気がしますよね。
でも、砂場には砂場の楽しみがあります。なかでも「子どものクリエイティビティを育てる」という面は、カタチもなくルールもない「砂遊び」ならではの魅力ではないでしょうか。
砂場でバババ
当HPでは、そんな砂場の魅力についてご紹介しています。ご興味のある方はぜひご覧ください。
そうは言いつつ、近年は砂場が減ってきているのも事実。「手が汚れるのが苦手」といった理由は昔からあり、それが広まってしまったことも一因かもしれません。しかし、今の砂場はいろんな工夫を施しており、安全面や衛生面においても進化を遂げています。
砂場にまつわるいろんな工夫
砂場といえば、敷地のとある場所を四角に囲ったタイプ、要は地続きでフラットなものをイメージすると思います。これに対して砂場の周囲を高さのある壁で囲い、わざわざ階段からアプローチするという‶プールのような砂場〟があります。その名も「サンドプール」。
(2×3mの程よいサイズが人気を集める「サンドプール」)
「よし! 砂場で遊ぼうって気になるみたいです」
プールみたいな形状にするだけで、子どもは‶ちょっと特別な気分〟になるようです。周囲にぐるりと囲いがあるため余計な音や物が入ってこず、砂遊びに没頭できるのかもしれません。また赤と黄色のポップなデザインが、子どもや保護者の興味を集めやすいといった理由もあるようです。
「敷地のデッドスペースを有効活用したい」「子どものクリエイティビティを伸ばしたい」など、新たに砂場の導入を検討される方にオススメのタイプでもあります。
子どもを砂遊びから遠ざける原因としては、近年の猛暑などの気候面も無視できません。砂場は暑くなりやすく、長時間いれば熱中症の危険が高まるからです。こうした不安を取り除くため、パーゴラを設けて日陰をつくっている砂場があります。「ヒンヤリした砂が好き!」といった感想も聞かれます。
(ヒンヤリした砂場が心地よい「パーゴラ付き砂場」)
さらには、外部からの侵入など安全面や衛生面への関心も高まっています。そこで砂場の周囲に柵を設け、子どもと保護者が安心して遊べるタイプも安定した人気を集めています。
(安全面と衛生面に優れた「砂場柵」)
砂を使って絵を描いたり、建物をつくったりする「サンドアート」という芸術があります。‶砂〟という素材は誰にとっても身近な反面、工夫次第で遊びにも作品にもなる面白さを教えてくれる好例でしょう。もしかすると、世界的に活躍するアーティストたちも、最初のきっかけは「近所の砂場」だったのかもしれませんね。
Nittoではお客さまのニーズに応じて様々なタイプの砂場をつくっています。お気軽にお問い合わせください。
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