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遊具からはじまる、小さな旅

2020年11月17日こうえんのはなし
  

公園には様々な楽しみ方があります。子どもなら、やはりお気に入りの遊具で遊ぶことでしょう。複雑なコンビネーション遊具のほかすべり台やぶらんこなど、街中の公園はいつも子どもで賑わっています。「公園=遊び」という典型ですね。

他方で大人世代に目を向ければ、ベンチで読書をする人、世間話を楽しむ人、お昼休みにランチを取る人など「公園=寛ぎ」というパターンが一般的でしょう。

休日ともなると、ランニングやウォーキングといったスポーツを楽しむ人が一気に増えます。テニスコートやバスケットゴールを備えた大きな公園では特に顕著となり、「公園=運動」という側面が強まります。

一般的な話をすれば、主な公園の楽しみ方は「遊ぶ」「寛ぐ」「運動する」といった感じでしょうか。自分が暮らす街や自分のライフスタイルに合わせ、それぞれの‶公園ライフ〟を楽しんでいるのだと思います。

でも、公園って本来が自由なところ。さらに意外な楽しみ方を実践している人も少なくありません。
「遊具はデザインもいろいろで、公園を見かけるとついつい寄ってしまうんですよね。なかでも紅葉と遊具のコントラストが美しい、秋のシーズンが一番好きですね」
こんな‶持論〟を語るビジネスパーソンもいます。

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大人だから、遊具で遊ぶのは躊躇われる。けれども「見るだけなら」と思いつき、社会人になってから公園巡りを始めたとか。近場の公園のみならず、出張や旅行のたびに公園を巡るというから、ある意味で‶観光ツアー〟のようでもあります。

あまり知られていないことですが、じつは遊具にはかなりの地域差があります。例えば関東と関西で遊具のタイプに違いが見られたり、とある地域だけ珍しい遊具が残っていたり、知れば知るほど奥深いのが「遊具の世界」。お金もかからず、3密にもならず、歩くから健康にも効果的。

各地の公園を訪れて、遊具を愛でる――。
まずは徒歩で、ジョギングで、自転車で。いつしか遠くへと――。
こんな趣味が、これから密かに流行るかもしれませんね。


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