手狭な土地や複雑な地形など、遊具を設置するにはやや困難なのでは?と思うケースはよくあるようです。事実、「本当はすべり台を入れたいのだけど、うちの敷地では無理でしょうか?」「子どもたちがぶらんこで遊びたがってるけど、敷地がちょっと・・・」といったご相談をよくいただきます。
お客さまのニーズを繰り返しお聞きしていくうちに、じつはデザインや設計を工夫することでご希望にお応えできることもあります。むしろNittoではこうしたケースに強みを持っており、これまでも多くの遊具を設置してきました。
「細長い敷地でも楽しめる遊具はありませんか」
街中で意外と見かける「細長スペース」もその1つ。スペースが限られた団地や小さな公園など、細長い敷地だと遊びは単調になりがちで、子どもたちも集まりにくくなるもの。そんな悩みを解消するため生まれたのが、Nittoのコンビネーション遊具「葉っぱのプレイウォール」です。
敷地のデメリットをすっきり解消!
(細長~いアスレチック遊具「葉っぱのプレイウォール」)
上の画像をご覧いただけば一目瞭然。とにかく細長~いコンビネーション遊具となっています。実際のサイズはというと、左のすべり台から右のすべり台までの長さは約14メートル。かなりの長さですね。その一方、すべり台を含めた各アイテム自体はとてもスリムなため、幅はわずか2.3メートルしかありません。
つまり、フェンス沿いや小さな公園など、まさに細長~い敷地にピッタリ!というわけです。
ただし、細長のスリム遊具だからといって、遊びの要素までスリムになったわけではありません。大胆なまでに細長~くしたことで、スリリングな楽しみやユニークな遊びに興じる子どもたちも。
例えば、遊具の端から端まで14メートルもあるわけですから、「いかに地面に足をつかずに早く渡れるか」といった‶競技要素″が加わるようです。細長の遊具では前後にしか進めません。となると、まるでそれがミッションのように、目の前のアイテムを乗り越えることに集中するのかもしれません。
そもそも「葉っぱのプレイウォール」の隠れたコンセプトは‶いかに足をつかずに遊ぶか″にあります。その証拠が、左右のすべり台をつなぐアイテム構成。反り返った壁をイメージした「ハングウェーブ」、綱渡りのような「だんだんレール」、途中から足元が急角度に変わる「ひねりん」など、どれもが足をつかずに遊ぶものばかり。
「いろんな遊びが楽しめるし、かえって細長いから面白い!」
「足をつかない遊びばかりだから、アスレチックみたいで意外とハード」
敷地が抱えるデメリットを、しっかり遊びのメリットに転じているわけです。
組み合わせ自由の「あそびっく」
今回ご紹介した遊具は「あそびっく」というシリーズの1つです。すべり台、ステップ、ウォールなど各アイテムを組み合わせて1つのコンビネーション遊具をつくる、お客さまのニーズに合わせた自由な設計&デザインが特徴です。だからこそ、今回のように「細長~い遊具」も可能というわけです。
シリーズの詳細に関しては以前、当HPにてご紹介しています。ご興味のある方はぜひご覧ください。
コスパに優れたアドベンチャー遊具――「あそびっく」
(どんな子どもも遊びに夢中になる「あそびっく」)
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