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イヌの散歩がもたらす効果。

2021年08月06日こうえんのはなし
  

新型コロナの影響により、ペットを飼う人が増えているようです。「可愛い姿に癒やされたい」「テレワークで在宅時間が増えた」など、理由はいろいろでしょう。なかでもイヌの人気は根強いようで、事実、各地の公園では生後1年以内の‶赤ちゃんイヌ″が急に増えています。

イヌを飼えば、当然のように飼い主の習慣は変わります。それは、イヌを連れた日課の「散歩」。朝・晩2回というケースが一般的です。散歩の習慣がなかった人には運動効果が生まれるため、イヌを飼えば健康増進につながる、とも言われます。

さて、散歩のコースとして定番なのは、やはり公園でしょう。車の心配はなく、広い歩道なら自転車とぶつかる不安も少ないため、「公園まで行き、そこでイヌの散歩をして自宅へ戻る」というパターンが多いようです。公園には芝生があったり、ベンチがあったりと、イヌにも人間にも優しいですからね。

「我が家にイヌがきて、すっかり健康になった」
こんな喜びの声をよく聞きます。イヌと歩く時間をのんびり楽しむ――。身体の健康だけでなく、リラックス効果に気づく人も少なくありません。

イヌの散歩がもたらす効果は、まだまだあります。それは「近所づきあいが増える」こと。ひとりで普通にただ公園を散歩しているだけでは、まず人と会話をする機会は生まれませんよね?でも、そばにイヌがいると違います。

「可愛いワンちゃんですね。名前はなんというのですか?」
「昔、うちにも同じイヌがいたんですよ」
「触っても大丈夫ですか?」

イヌがいると、誰かに話しかけられる機会はグッと増えるのです。同じ時間帯、同じ公園でイヌの散歩をする人は多く、そうなると、いつまにか‶イヌ友″になり、近所づきあいが始まるわけです。自分から話しかけるのが苦手な人でも、イヌを介して地元に新たなコミュニティが生まれるのです。

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新型コロナの影響により、最近静かな社会問題として浮上しているのが「孤独」というテーマ。外出を自粛しているうえに、友人や家族と会う機会もめっきり減ってしまい、自宅で閉じこもりがちな人が増えていることが背景にあるようです。

「ちょっと公園でも行ってみようかな?」
イヌを飼っている人も、そうでない人も、ふとココロを休める時間は必要ですね。


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