どこの公園でも見かける遊具の1つに、幼児がまたがり前後にユラユラ揺れるタイプがあります。ウマやラッコなどの生き物、あるいは新幹線や機関車といった乗り物など、幅広いデザインも特徴です。
「あれに乗りたい!」
思わず駆け寄る子どもも少なくない、公園では定番の人気遊具です。楽しい乗り心地や可愛いデザインだけでなく、省スペースというメリットもあり、都会の小さな公園でも大活躍しています。
Nittoでは「リンクミニ」という名前で販売しています。一般的なデザインのほかにも、例えば「宇都宮のミヤリー」や「豊島区のとしまななまる」など、自治体のゆるキャラをモチーフにしたオリジナル製品もつくっています。
過去に当HPにてご紹介していますので、ご興味のある方はぜひご覧ください。
Nittoの強みはオモシロさ――「ゆるキャラ遊具」
ところで。
普段見かけるリンクミニの多くは「1人乗り」です。写真左のように、友だちと仲良く並んで遊んだり、あるいは写真右のように、兄弟や保護者がサポートしたりという光景はよく見かけます。
「せっかくなら一緒に乗りたいよね?」
そんな子どもや保護者のニーズに応じて、じつは「2人乗り」もあるのです。
友だちと空を飛んだり、オットセイにまたがったり。
1つは、空に浮かぶ雲をモチーフにしたリンク遊具。その名は「キント雲」――。2人が対面で座って遊ぶタイプです。目を引く鮮やかな白いデザインは、乗ればさながら空を飛ぶような、爽快な気分に浸れそうですね。
(空飛ぶ2人用リンク「キント雲」)
ここで1つの疑問が。ハンドルがありません。
どうやって遊具を揺らして楽しむのでしょうか。
答えは「下半身を前後に揺らす」。
両手でサイドにある突起をつかみ、脚と腰を意識しながら体重移動を行います。2人用だから、お互いが別の方向に動かしてもうまく動きません。2人で息を合わせる、ちょっぴり高度な運動となります。
友だちと協力しながら楽しめる――。
そんなところも、キント雲の魅力です。
2つめは、2頭のオットセイが身体を寄せ合うユニークなフォルムの「オットセイ」。親子でしょうか、兄弟でしょうか、それとも友だちでしょうか。
(愛らしいフォルムが人気の「オットセイ」)
見ているだけで和む姿は、子どもから人気を集めるのはもちろん、公園をほっこりさせてくれそうですね。同じく2人用ながら、こちらのタイプにはハンドルがあります。キント雲に比べると簡単に揺らせるので、まだ体力にあまり自信がない子どもにも向いています。
リンク遊具は、単に‶乗って楽しい″だけではありません。自分で遊具を揺らすことでバランス感覚を鍛えたり、ハンドルを握って握力をつけたり、子どもの感覚や身体の成長を静かにサポートします。
省スペースで、友だちづくり。
「最近、友だちと外で遊ぶ機会が減ってしまった」
そんな声をよく聞きます。新型コロナの影響もありますが、それ以前からゲームや習い事などの影響により、外遊びの時間は減少傾向にあります。
そんな時代だからこそ、健康のためにも心の成長のためにも「友だちと外で遊んで欲しい」と考える保護者は多いようです。「2人用リンク」は元からの友だちはもちろん、知らない友だちと出会うキッカケになるかもしれません。
また、敷地の有効活用という点でもメリットがあります。なぜなら‶2人用だからスペースも2倍必要″というわけではありません。実際、安全領域も1人用に比べて一回り大きくなる程度なので、狭い公園にもピッタリというわけです。
「抱き合うオットセイが可愛い!」
「キント雲が好き!」
省スペースでありながら、友だちづくりもサポートするのが「2人用リンク」です。
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