誰もが一緒に遊べる遊び場を目指して、普段の遊具で遊びにくさを感じている子どもたちを招いてサポートし、一緒に遊び、学ぶ「あそびばリハ」。
公園管理者の公益財団法人 東京都公園協会からの委託事業として、NPO法人Lino協力のもと、府中の森公園(東京都府中市)で昨年に引き続き、今年も開催しました!
遊具に不慣れなお子さんも、理学療法士の先生や、看護師さん、専門職のスタッフによるプロフェッショナルなサポートで、いろんな遊びにチャレンジできます!
人気の『パラバルーン』が各所で登場。寝転がるネットで日差しをさえぎる屋根になったり、スロープの上にトンネルを作ったり。遊具の楽しさが倍増する遊びの仕掛けに、一般の子どもたちも混ざって一緒に遊びました!
参加者の皆さんのご感想をいくつかご紹介します。
「とても居心地の良い距離感でした。ブランコの順番待ちなどで他のご家族とも少しお話できました。」
「ユニバーサル公園があるとは聞いていましたが、自分たち家族だけで行こう!!とはなかなか思えなかったんです。今回遊び方を教えていただけたこと、娘(家族も!)が楽しい!!と思えたことで、今度また行ってみたいなと思うことが出来ました。」
障がいがある子どもたちと公園の遊具でどうやって安全に遊ぶか。その実践経験やノウハウは過去にあまり例がなく、これから遊び場の環境の整備と共に発展させていくべき分野であると感じます。
同時に、障がいあるなしの区別なく、誰もが自然に関わり合える風土づくりも大切です。「あそびばリハ」では、回を重ねるごとに参加する側とサポートする側と共に関わる人が増え、インクルージョンが進んでいると感じます。
遊びをサポートする様子をまとめた動画も編集しています。ご興味がある方はこちらにお問い合わせください。